資産税の小部屋

2013年4月22日 月曜日

渋谷の相続専門税理士ブログ

先週、「遺言書について」という研修に参加しました。

再度、遺言書の必要性を感じたのでお話しいたします。

日本の慣習として、親は長男が跡を取ることを望む傾向にあります。

しかし、民法は財産の分割については、家族間の人間関係を無視し、財産の分け方を

定めています。

このような慣習・人間関係と民法の不整合を解消し、お互いの争いを避ける手段が

遺言書なのです。

また、相続人間のトラブル防止のためだけではなく、遺言書を作成することで、

親子の心が通い、家族の絆を深めることにも大きな役目を果たします。

人間は、年齢を重ねるにつれ心配事を抱えてくるものです。

しかし、そんな心配事も、遺言書を書くことで心が整理され、心の奥底の重しが

無くなり、心安らかにその後の人生を送ることができます。

皆様、長生きのツールとして遺言書を書いてみましょう。



遺言書作成にあたって、ご不明な点がありましたらご遠慮なく当社へご相談の

お電話をください。


資産税課 M脇 でした。