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2012年11月30日 金曜日

相続専門税理士がお届けするブログ

法律と慣習の違い


柴岡です。

地主のお客様にお話をお伺いすると、代々続く土地は
長男が継ぐという考え方をお持ちの方が
いらっしゃいます。

日本で昔からある慣習「家督相続」に基づくものです。

しかし、この慣習が、時にトラブルを
招くことがあります。

民法の相続分は
第一順位→子ども
第二順位→親
第三順位→兄弟

と決まっており、子どもなど、同一順位の相続人が複数人いる場合は
子どもの人数で更に均等に相続分を按分します。

長男だからたくさん財産をもらえる、という考え方は
法律上の根拠に基づくものではないのです。

「法と慣習の間に乖離がある」と、先日新聞にも
書いてあるのを読みました。

親世代と子ども世代、
世代間でも考え方に違いがあります。

時代の流れとともに、
考えや慣習は変わっていくものです。

相続税に限らず、時代に法律が追いつかないものが
実は結構あるのです。


投稿者 税理士法人 K&K Japan