資産税の小部屋

2012年10月15日 月曜日

予備的遺言ってナニ?②

先週の続からとなりますね。税理士の白石です。
最高裁では、長女の意見が正解となりました。つまり、遺言は無効ということです。

「長男にすべてを残したかった」という亡きお母さんの遺志は通らなかったこととな
ります。さて、このケースではどうすればよかったのでしょうか?

それは自分より長男が先に死んでしまった場合にどうするかの意志表示を、遺言
書に残しておくべきだったのです。
(例えば、長男が自分より先に死んだら、孫である長男の子に相続させるなど)
勿論、遺留分の問題はありますが、少なくともお母さんの遺言書に込められた思い
の部分かなえられたのではないでしょうか?これが「予備的遺言」といわれるも
のです。

今回のケースの顛末は、相続人である長女と、代襲相続人である長男の子(孫)
とで話し合い遺産分割をすることとなりました。。

最高裁までいった判例でしたが、実はこの根拠条文は民法にチャントと載っている
のです!! もし、もめることが予想されるのであれば、遺言はプロにお任せ下さい!